人気度
初心者向き
お手入れの簡便度
犬種の歴史
日本ではあまり馴染みが無いけど、本国のイギリスではジャック・ラッセル・テリアに並ぶ国民的人気犬種だよ。
スコットランドとイングランドの国境付近にあるボーダー地方が原産。農民や羊飼いに害獣駆逐犬として昔から飼い継がれてきました。ダンディ・ディンモント・テリアやベドリントン・テリアと親戚筋との説もあり、本犬はあらゆるテリアの始祖の形態に最も近いのでは、とも考えられています。犬種確立前の17世紀から存在を知られていましたが、18世紀に貴族の間でフォックス・ハウンドのパック(群れ)を伴ってのキツネ狩りがスポーツ娯楽化すると、ボーダー・テリアもそのパックの中に入れられました。フォックス・ハウンドが獲物を追い立て巣穴に逃げ込んだところ、巣穴に潜れるボーダー・テリアが中に入ってしつこく吠えてキツネを穴から出します。その瞬間に貴族が銃で狩る…というスポーツでした。ボーダー・テリアという名称で文書で記録されるのは19世紀末ごろから。1920年代にはショードッグとして活躍していました。
性格の特徴
テリア特有の興奮しやすさや、巣穴の中でキツネやアナグマに怯んで引かない気の強さは持ち合わせているものの、同じ使役の仕方をされていたジャック・ラッセル・テリアよりも飼いやすいと言われます。気の強さがジャックよりマイルド、人の声にも反応しやすいのでしつけがしやすい犬です。「こんなに呼び戻しがしやすいテリアはいない」と愛好家たちに言われるほどです。社交的な性格で子供とも相性が良い犬。ただし、活発で求めるアクティビティレベルはやはり高いので、のんびりとした犬が飼いたい人には不向き。元気で活発な犬を飼って一緒にアクテビティを楽しみたい人であれば初心者飼い主でも問題ありません。
見た目の特徴
短めマズルと幅広い頭部が特徴で「カワウソ顔」がトレードマークです。馬に乗った貴族についていくために脚は長め、横幅はキツネの巣穴に潜り込めるくらい狭く作られています。被毛は耐水性があり、ぶ厚い硬めの皮膚は咬まれたときに保護の役割を果たしていました。撃たれた獲物を回収(レトリーブ)もしていたのであごも良く発達しているのも特徴です。お手入れ自体は非常に簡便です。プラッキング(毛抜き)はお好みで。
犬種名 | ボーダー・テリア(Border Terrier) |
原産国 | イギリス |
大きさ | 小型犬 |
抜け毛の量 | 並 |
最低運動量目安 | 30分×2回/日 |
平均寿命目安 | 12~15歳 |
体高目安 | 33~38cm |
体重 | ♂5.9~7.1kg/♀5.1~6.4kg |
犬種グループ | 3G テリア(terrier group) |
その他関連犬種:ボーダー・コリー他
Photo gallery
Photo by Jean Ogden Just Chaos Photography
eye-catching photo by Samuel Cockman