レア犬種 中型犬 原始的な犬・スピッツ 抜け毛(多い) 日本原産

四国

人気度       3 out of 5 stars

初心者向き     1 out of 5 stars

お手入れの簡便度  1 out of 5 stars

犬種の歴史
犬種図鑑 原産国 日本

四国犬を含む甲斐犬北海道犬、紀州犬など日本犬の祖先は約4000年前にアジア大陸から日本列島へ渡って来たと言われます。寒冷な北日本から温暖な南日本まで、その土地の気候風土によく適応しましたが、外見はほとんど変化していません。自主独立の猟犬であり、銃や人間をほとんど当てにせず、せいぜい群れのリーダーに協力する程度です。飼い主は日本犬独特の精神構造をよく把握している必要があります。日本犬の見た目の特徴でありスピッツ系統については第5グループの説明を参照。

四国犬は高知県の山岳地帯で発達した番犬及び狩猟犬です。そのため強靭で敏速な特徴があります。阿波系と、高知と愛媛県の境にある石鎚山を故郷とする本州系、四万十川の源流周辺の幡多系の三つの系統があり、本州系が最も純粋性を保っています。獲物であるイノシシを追って、機敏に体を翻していたので運動神経が良い犬です。かつては何度も絶滅を危ぶまれてきましたが、日本犬保存協会ができ、1937年に天然記念物に指定されました。

性格の特徴

強制的な方法や声を荒げて叱るだけの人間では飼い主に向かない。はっきりと犬に境界線を引くけじめをつける強いリーダーシップを持った飼い主であることが求められます。一度心を合わせると、協調心良く一生懸命作業してくれる犬です。

見た目の特徴

紀州犬よりもすこしマズル(口吻)が長。上毛はやや硬く直毛で、下毛は柔らかく密生したダブルコートです。1本の毛が2色で成り立ち、毛先が黒い独特の胡麻といわれる毛色を持ちます(他の犬種ではフォーンと呼ばれる毛色に当たる)。その他、赤、黒褐色。

犬種名四国( dog)
原産国日本
大きさ中型犬
抜け毛の量多い
最低運動量目安60分×2回/日
平均寿命目安12~15歳
体高♂52cm/♀49cm
体重目安15~23kg
犬種グループ5G 原始的な犬・スピッツ(spitz and primitive types)

Photo gallery

-レア犬種, 中型犬, 原始的な犬・スピッツ, 抜け毛(多い), 日本原産