アメリカ大陸原産 原始的な犬・スピッツ 抜け毛(多い) 稀少種 超大型犬

アラスカン・マラミュート

犬種図鑑 アラスカンマラミュート
Mohan NannapaneniによるPixabayからの画像

人気度       1 out of 5 stars

初心者向き     1 out of 5 stars

お手入れの簡便度  2 out of 5 stars

犬種の歴史

アラスカンマラミュートはその名の通りアラスカ州出身で、イヌイット族系のマラミュート族から由来します。アラスカの太平洋岸のコツェビュー湾区域を訪れたロシア人探検家によってはじめて発見されます。トナカイを狩る彼らは山に入って猟をすることもあり、大きくて力の強い犬が必要とされました。シベリアン・ハスキーよりスピードには劣るものの、重量を引っ張るという点で重宝され、その耐久力はとにかくすばらしい。自分の体重の半分か、あるいはそれ以上の重さも運べると言われます。ロシアが1967年にアラスカをアメリカを売却し、その後アラスカにアメリカから金を求めてゴールドラッシュが始まります。1890年から1918年には、外部から多数の人々がアラスカを訪れ、そりレースが非常に人気のスポーツとなると、マラミュートにスピードを出そうとする目的で様々な犬種を交雑するようになりました。レースには多額の賭け金が費やされるため、ブリーダーはチャンピオン犬を作り出すのに夢中になります。その結果、力持ちを誇る純血のマラミュートは絶滅寸前になりましたが、熱心なアメリカ人がコツェビューを訪れ、残されている本来の姿のマラミュートを集めて犬種を復活させました。そして1926年アメリカケネルクラブでアラスカン・マラミュートの名で公認されました。

性格の特徴

耐久力と力自慢が目的で作られた犬種のため、体の作り自体が、動いて、重い荷を引くためにできていると言っても過言ではありません。それ相応の住環境や周辺環境が無い限り、気軽に飼える犬種ではありません。マラミュートはそり犬として自信に溢れ、他の犬の群れを仕切りながら荷を引いていました。そのため飼い主となる人は、人間と物事を決める場合は人間が決めるものであるというルールを子犬の頃から教え込む必要があります。これが逆転してしまうと、犬も人もお互いに辛い生活を送らねばならなくなります。飼育環境だけではなく、正しく犬を扱うことができる技術と知識、経験を持つ上級者向きの犬種です。

見た目の特徴

アラスカンマラミュートとシベリアンハスキーは見た目が似ていて見分けがつかない人多数!これをおさえておけば君も犬オタクだ!

見分け方その1 体全体と尻尾に注目!

マラミュート:体は大きめ、巻尾、毛色は薄いグレーからブラック、セーブル、レッド

犬種図鑑 アラスカンマラミュート

ハスキー:体は小さめ、まっすぐ垂れた尾、毛色はあらゆるカラーが許容される

MilanoNegroBARBARA808Rob WeeによるPixabayからの画像)

見分け方その2 顔に注目!

マラミュート:耳は頭頂部より少し下に位置する、目の色はブラウンのみ

ハスキー:耳は頭頂部の高い位置に位置する、目の色はブルー、オッドアイ、ブラウン、ブラック等

(Photo by Audrey KirchnerTamara.C.MurrayktphotographyПавел ВикулинDoris Metternich

犬種名アラスカン・マラミュート(Alaskan Malamute)
原産国アメリカ
大きさ超大型犬
抜け毛の量多い
最低運動量目安60分×2回/日
平均寿命目安10~12歳
体高♂63.5cm ♀34cm
体重♂38kg ♀34kg
犬種グループ5G 原始的な犬・スピッツ(spitz and primitive types)

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