犬の死因となる病気を見つけるためのセルフチェック

まだまだ犬の病気は治せないものもある

犬を迎え入れたら誰でもできるだけ長く愛犬が元気に過ごせることを願うものです。
今は獣医療も発展しており昔は治療が難しくあきらめなければならなかった病気も直せるようになっています。

とはいえまだすべての病気をすぐに治せるわけではありません。
人間の病気と同じく治せない病気もありますし継続的に治療が必要になる病気もあります。できるだけこういった病気に早く気付くためにも犬の死因や気をつけるべきことは頭に入れておきましょう。

ガン

日本での犬の死因第一位は人間と同じくガンです。
早期発見、早期治療がとても大切なものですが、日頃から犬の様子をチェックしておくと早期発見できることがあります。

犬とのスキンシップで毎日犬に触れていると皮膚に異常を感じることができます。
腫瘍を見つけたらすぐに医師に診てもらうようにしましょう。

ただ、ガンの場合には触れてもなかなか気付けない内蔵の中にあるガンもあります。
そこで定期的に健康診断を受けて血液検査をしたり画像検査をしたりして内蔵の様子も確認しておくことが大切です。

僧帽弁閉鎖不全症

僧帽弁(そうぼうべん)閉鎖不全症というのは国内では小型犬やキャバリアによくみられる心臓の病気です。
心臓は全身に血液を送り出しています。
僧帽弁閉鎖不全症になるとこの血液を送り出すことがうまくできなくなってしまうようになるのです。

獣医師はこの病気の多くを聴診で発見することができます。
そこで定期的に動物病院に行き医師に診てもらっておくと早期発見ができることも多いです。
また、日常の中では咳が出たり呼吸が荒くなったりすることがあれば初期症状が出ていることもあるので早めに医師に診てもらい必要に応じて検査をしてもらうと安心です。

慢性腎臓病

腎臓は体内の老廃物を尿として排出するための大切な臓器ですが、それ以外にも血液を作ったり血圧を調整したりすることにもかかわっています。
慢性腎臓病は腎臓の機能が低下する病気です。

今の獣医療では一度腎臓の機能が低下したものを復活させることができません。
そこで早めに病気を発見し、病気の進行を遅らせる処置をとることが大切です。

毎日の生活の中でトイレが頻繁であったり逆になかなかでなかったりすると腎臓の病気の可能性があります。
血液検査でも慢性腎臓病は知ることができるので普段の生活の様子を確認するのと共に定期的に血液検査をしておくと安心です。

他にもチワワの水頭症やミニチュアダックスフンドの椎間板ヘルニアなど、犬種によってはかかりやすい病気もあります。
そういったものは事前に知っておくと早期発見、早期治療ができるので病気の知識は身につけておきましょう。