フィニッシュスピッツ

狩猟犬としての歴史も長いフィニッシュスピッツ

フィニッシュスピッツは北欧のフィンランド出身の犬種で、もともと狩猟犬として長い歴史を持っています。
見た目はキツネのような顔をしていて、若干細く突き出た口と、とんがった三角形の耳、くりっとした目が特徴です。
しっぽはくるりと巻いて上を向いていて、毛はブラウン系の剛毛ですので、顔以外はなんとなく秋田犬に似ているところがあります。

フィンランドという寒さの厳しいところで狩猟犬として用いられていましたので、寒さには強く非常に忍耐力があります。
フィニッシュスピッツの狩猟スタイルは獲物を追いかけるというよりは、獲物を見つけると静かにその場に伏してハンターに獲物の居場所を教えるというものです。
静かに獲物を追い詰めて飼い主と協力してハンティングをするというスタイルから、飼い主に非常に従順で、落ち着いた雰囲気があり我慢強いという性格が伸びています。

飼い主といつも一緒にいることが必要な犬でもある

このように、フィニッシュスピッツは飼い主と一緒に狩りをしてきたという歴史があるため、飼い主にべったりくっつきたがる傾向があります。
そのため、飼う時はできるだけ室内にいさせてあげるのがベストです。
もちろん、とても丈夫な体をしていますので外でも全く問題はありませんが、飼い主といつでも一緒にいたいという気持ちが強く、飼い主と離れているとかなりのストレスをためることがありますので、室内の方が良いのです。

また、できるだけたくさん一緒にいてあげることで、性格が落ち着いて温厚になりますし、フィニッシュスピッツ自体も幸せに過ごすことができるでしょう。
こうしたことから、飼う際にはしっかりと時間を取ってあげて、愛犬と一緒にいつでもいてあげられるかを考えることが大事です。
もちろん、家族みんなと仲良くできる犬ですので、家族が一緒にいてあげるということも大事なポイントとなってきます。

暑さと毛のケアには気を遣うようにする

フィニッシュスピッツは北国で生まれた犬種ですので、寒さには非常に強いものの、暑さにはかなり弱いという面もあります。
夏の時期は散歩をする時も暑い時間を避けてあげることや、室内で育てるにしても日中家にだれもいない時に、涼しい場所を確保できるようにしてあげましょう。

また、フィニッシュスピッツは寒い地域であるアラスカの犬らしく、毛が太くて密になっているのが特徴です。
その分暑いと湿気がこもってしまって、皮膚炎になりやすいというリスクを抱えています。
しっかりとブラッシングをしてあげることや、皮脂がたまってしまわないように、定期的にシャンプーをすることも忘れないようにしましょう。